はじめに
SQLは独学でも習得できる言語です。
私自身、倉庫業からプログラマーに転職した際、最初は独学で必死に手を動かしました。
しかし、文法を一通り覚えた後に必ずぶつかる壁があります。
それは、「自分の書いたコードが、実務でどれだけ通用するか分からない」という不安です。
独学の停滞を抜け出し、実務レベルへ最短距離で到達するための「3つの解決策」をまとめました。
停滞を打破する3つの処方箋
①:自分のSQLを「言語化」してみる
まずは「なんとなく動いた」を卒業しましょう。
独学だと、ネットのサンプルコードを貼り付けてエラーが出なくなれば「OK」としてしまいがちです。
しかし実務では、JOINの種類ひとつ、GROUP BYの置き場所ひとつに「なぜそうしたのか」という明確な理由が求められます。
言語化できない部分は、実務でデータミスを引き起こす「弱点」です。
一度、自分の書いたコードを誰かに説明するように、紙に書き出したり、コメントアウトで解説を入れてみてください。
もし、これらを言葉で説明できないのであれば、そこが実務でデータミスを引き起こす最大の「弱点」です。
SQLは、構文が間違っていればエラーで止まってくれますが、ロジックが間違っていても「それらしい数字」が出てきてしまう言語です。
この「なんとなく」の積み重ねが、現場では数千万円規模の損失や、意思決定の誤りへと繋がります。
「自分の思考を言語化する」というプロセスを挟むだけで、学習の解像度はガラリと変わり、実務で信頼されるための土台が出来上がります。
②:「プロの視点」で答え合わせをする
これが最も即効性のある解決策です。
私が独学で一番苦労したことは、「書いたSQLがなぜ正しいと言い切れるのか」という確信が持てなかったこと、それに対して「フィードバックをもらえる環境」が無かったことです。
今振り返れば、もっと早い段階でスクール等の「環境」を活用していれば、もっと早く、もっと楽に、仕事の成果や評価に繋げられたのではないかという確信があります。
誤解してほしくないのは、「何が何でもスクールに入るべきだ」と言いたいわけではないということです。
時間はかかってもいいから、一歩ずつ自力で試行錯誤してみたい。
そのプロセス自体を楽しめるなら、独学を貫くのも立派な正解です。むしろ「自己解決能力」が非常に高いという証拠でもあります。
ですが、もしあなたが以下のように感じているなら、「環境を変える(プロの力を借りる)」という選択肢は非常に有効な手段になります。
昨今のDX(デジタルトランスフォーメーション)の加速に加え、AIの普及により、非エンジニアであっても「自らデータを操作できる」価値はかつてないほど高まっています。
これに加え、Pythonといったプログラミング言語とSQLを組み合わせることにより、「ボタン1つで誰でも簡単に」データ操作の仕組み作りが出来る人材が重宝されています。
もちろん、Pythonやその他言語もスクールで習得することができます。
自身の市場価値を上げしたい。
それを見定めるための「答え合わせ」として、まずは「無料カウンセリング」
➡【無料カウンセリングはこちらから】
③:「100点の集計結果」を出す癖をつける
最後は、コードの綺麗さよりも「数値の正確さ」に徹底的に執着することです。
普段使い慣れているExcelでの集計結果と、SQLで出した結果を突き合わせてみてください。
1件の狂いもなく完全一致させることが重要です。
実務で最も信頼されるのは、難しいコードを書く人ではなく、「間違えない人」です。
しかし、真の「100点の集計」とは、単に数字を合わせるだけでなく、万が一数値が合わなかった時に「その差分の原因」を論理的に説明できるか否かにあります。
例えば、100人の顧客IDリストをもとに、別テーブルから住所を紐づけて抽出したとします。
その場合、100人分の「住所が紐づいた顧客情報」が出力されることが想定されます。
しかし、結果が「99件」だったとしたら、あなたならどうしますか?
「たった1件の差なら誤差の範囲だろう」と無視してはいけません。 実務で「100点」と言えるのは、その1件の差分の原因を特定し、「問題があるのか、無視してよいのか」を根拠とともに提示できた時だけです。
「リストの顧客IDが古く、住所テーブルに存在しなかった」のか、「そもそも住所の登録漏れというデータ不備があった」のか。
その原因次第で、現場が取るべき次のアクションも変わってきます。
正直、母数が数十万、数百万件であれば、その中のたった1件は、現場でも無条件に無視されることは多いです。
しかし、あえてその1件に言及できる人こそが、圧倒的な「信用」を得られるのです。
こうした「1円、1件の差分」にどこまで誠実に向き合えるか。その執念こそが、AIには真似できない、あなた自身の「真の価値」となります。
独学ができない=「才能がない」ではない
もし今、あなたが「独学で進めるのが苦しい」「なかなか実務に自信が持てない」と感じていたとしても、それは決して、あなたにデータ活用の才能がないわけではありません。
むしろ、「実務でミスをすることの恐ろしさを正しく理解している」からこそ、慎重になっているだけです。
ただ、目指す場所によっては、独学が「壁」になっている場合もあります。
独学の最大の限界は、「自分のコードが、実務の現場で『100点』なのかどうかを判定する術がないこと」にあります。
教材のサンプルデータなら、答え合わせは簡単です。
しかし、会社の複雑なデータベースを前にしたとき、 「この結合(JOIN)で、本当にデータは漏れていないか?」 「この集計(GROUP BY)で、二重計上は起きていないか?」 という不安に対し、独学では「たぶん大丈夫だろう」という推測までしか辿り着けません。
この「確信のなさ」こそが、あなたの成長を止めている壁の正体です。
無理に環境を変える必要はありません。
しかし、無理に独学を貫く必要もまたありません。
あなたが目指しているのは「独学の達人」になることではなく、「データを自由自在に操り、現場に価値をもたらす人材」になることのはずです。
もし、独学に限界を感じて立ち止まっているのなら、思い切ってプロの力を借り、環境を変えてみるのは非常に正しい選択です。
このブログを通して、あなたが、ワンランク上の人材として活躍されることを切に願っております。
➡【プロに相談してみる】